「斬派!」
エリックを斬撃が襲う。
「さぁさぁ、そろそろ魔力の限界だろぉ、諦めてくられるさぁ!」

「スノー!そろそろだぞ!準備はできているか」
「スノー?もう1人いるのか。さぁ、だとしても俺には敵わないさぁ、どうするつもりだぁ?」
「準備はできているわ、でも、停電がまだだから、逃げてもすぐに見つかっちゃう」
「さぁ?逃げる?逃すと思ってるのがさぁ、気に食わないよなぁ。斬波三連斬!」

その時だった。あたり一帯が真っ暗になる。
「エリック!いくよ!テレポート!」
「じゃあな筋肉おばけ!次会った時はお前が負ける時だ、じゃあな!」
「さぁぁぁあ!?ガロンのやつはなにしてやがる!エネルギー施設を守ってるんじゃないのかぁ!?」


合流するザック組とローラ組
「一層目の壁まで急げ!」
「ねぇザック、停電とはいえ兵士に出会わなすぎない?」
「確かになぁ、でも、ここはまだ二層目、兵士を置く必要はないってことじゃないか?」
「そうかもねぇ…」
「今はとにかく壁まで急ぐぞ、おそらく壁の入り口は、最外層と同じく、1つしかない。そこを塞がれたら終わりだ」
「それよ!やばいわねぇ…もし私たちの目的地が中央だとバレてるとしたら、もうそこに兵がいっぱいかもしれないわ、とにかく急ぎましょう」

「よーく分かってるんだもんね、でもオタクら少し間違えてるもんね。入り口を守ってるのは、俺様こと、モンザブロウとシヨンの2人だけだもんね」
大きな羽を羽ばたかせから舞い降りてきたのは、モンザブロウである。
「ちょっとぉ、私たちの持ち場は門前のはずだし?なんで、持ち場を離れるのんだし」
後を追って走ってきたのは、シヨンである。
「ファイブアーツが2人がかりとは、大そうなお出迎えだわね」
「俺とローラでこいつら2人を足止めする!お前らは壁の中に急げ!」
「いかせるわけないもんね、フェザーショット!」
無数の羽が2000の兵を目掛けて飛んでいく。
「ファイヤーブレス!」
大きな炎のブレスが2000の兵を目掛けて飛んでいく、と、思ったら、羽と炎がぶつかる。
「邪魔すんなし!私の炎ちゃんが消えちゃったし!」
「邪魔してんのは、お前だろシヨン!引っ込んでるんだもんね!」
なにやら言い合いをしている。その先になんの問題もなく走り抜けていく2000の兵であった、

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